ごあいさつ

食料や水供給、廃棄物処理にも大量のエネルギーを消費し、資源の多くを輸入に頼っている我が国、化石資源の利用は地球温暖化の主要な要因として再認識し、省エネ・CO2削減にはまず「ムダを省く」と言う意識・行動が必要です。

地球温暖化の影響は、異常気象の多発に繋がり生物・植物への影響はもとより、私達の生活にとり大きな脅威になっています。
現在、省エネ・CO2削減は国の政策上の重要課題であり、特にオフィスや店舗・家庭といった民生部門の省エネ推進が課題とされています。
建築物への高効率なエネルギーシステム導入等により、省エネを推進出来ればCO2削減はもとよりコスト削減にもつながり、国の課題解決にも貢献できます。

北海道は国土の25%という広大な地域に、雪氷エネルギー、水資源はもとより農林漁業の有する資源が豊富に存在し、新エネルギー・再生可能エネルギー活用へのポテンシャルは相当高いと言われています。
私達は、北海道内各地域で様々な環境分野に携わる活動や関心を持つ者が、内閣府で実施されたカーボン・カウンセラー養成講座を修了した、「地域カーボン・カウンセラー」の集団です。省エネ・新エネやCO2削減に関わる基礎知識を学び、小回りの効く地域の専門家として期待されています。

協会員が有する省エネ・新エネ等の知識、情報、技術を基に関係諸機関・団体との「つながり」を大切にして、総体として「低炭素な地域づくり」に向け活動・尽力してまいる所存です。

皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

特定非営利活動法人
北海道省エネまちづくり協会会長

千葉 英樹